避妊手術って何?
- 卵巣と子宮を摘出し、性ホルモンを出ないようにすることで不妊化する手術です。小型犬は歯の生え変わりとの兼ね合いで、だいたい生後6-7ヵ月齢に行うケースが多いです。中~大型犬はその時期より遅らせて行うこともありますが、メリットデメリットについて説明させていただき、実施時期を相談していきます。
どんなメリットがあるの?
メリット
発情期の精神的なストレスを軽減します。 また、生殖器(乳腺・卵巣・子宮)の病気を予防します。 特に、2回目の発情を経験する前に避妊手術を行うことで、乳腺腫瘍の発生率を大幅に軽減できます。
デメリット
体重が増えやすくなります。
手術日前後の流れや料金について
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手術前
まずは一度診察にお越しください。 その後、手術の1-2週間ほど前に手術前検査を行います。 1歳以下の子の場合、検査内容は一般身体検査・血液検査・胸部レントゲン検査となり、検査費用は6,600円(税込)~となります。 検査結果への影響を最小限にするために、検査時は朝ごはん抜きでご来院ください。
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手術当日
朝ごはん抜きで午前中に来院していただき、手術内容の説明や同意書へのご記入の後、ワンちゃんをお預かりいたします。 午後の休診時間中に手術を行い、夕方にお迎えに来ていただきます。 ※お預かり後にも細かい確認事項などを連絡する場合がありますので、当日はお電話が繋がるようにしておいてください。
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手術後の過ごし方
手術後10-14日後にご来院いただき糸抜きを行います。 それまでの間、こちらで用意するエリザベスウェア(術後服)もしくはエリザベスカラーを着用し、極力安静に過ごしてください。 また、痛み止めを処方いたしますので数日間飲ませてください。
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料金について
手術関連費用(手術前検査料を除く)は、1歳以下・体重5kgの子の場合、鎮痛鎮静料・麻酔料・手術料・エリザベスウェア代・薬品代・抜糸料など合わせて約34,100円(税込)~です。 追加検査/投薬が必要となった場合は追加料金が発生いたします。 ※ワンちゃんの年齢・体格によって料金が「大幅に」変動しますので、手術前に大まかな見積もりをお出しいたします。